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2003年、文部科学省は、「英語が使える日本人」を育成するための行動計画を発表しました。
児童イメージ
新学習指導要綱によって、小学校低学年から英語学習が導入されると新聞・雑誌で取り上げられ、英語公用化論も飛び出した2010年を節目として、英語教育熱が急激に強まったのでは、という印象を抱いた人も多かったでしょう。

しかし、早期英語教育に関連する現場を見ていくうちに、幼いころから英語を学ばせようと考える親は増え続けていますが、そのことからただちに英語教育は「過熱」したと解釈できるわけではなことがわかりました。

2007年に当時業界最大手のNOVA、09年に業界2位のジオスは倒産しましたが、それと3位のイーオン、4位のECCを含めた子ども向け講座の生徒数は2006年を境に減り続けているということがわかりました。たとえば、NOVA Kidsの場合、2000年には約1000人、2003年で5000人、2005年で1万人にまで生徒数が達していたということですが、この数字だけを見ると、2000年~2006年の間で、急激に生徒数が増えたことは間違いありません。しかし、問題は、親がどういう意識でお子さんに英語を学ばせようと考えているかです。

ECCジュニアは、2006年頃まで英語はなるべく早いうちから始めたほうがいいという広告を出していましたが、2007年以降の広告には出さなくなりました。

児童英語コースが右肩上がりで伸び続けている理由

児童英語コースが右肩上がりで伸び続けている理由は、英語を熱心に教え込んで、バイリンガルに育てたいという親御さんの増加だけではなく、低年齢の段階から英語に触れさせておきたいという層が拡大したためであるというのが、子ども向けコースを持つ英会話スクールの共通した見解でした。

つまり、早期英語教育は、「過熱」したというよりは「習慣化」したというほうが正確です。公立小学校でも2011年から英語を教えるというニュースが親たちに与えた影響があったとすれば、英語は小さいころから始めたほうがいいという考えに、文部科学省の「お墨付き」がついて、英語を子どもに教えるのは当然で、疑問を感じなくなったということではないでしょうか。

Atlasが独自に2008年から2010年にかけて、北海道札幌市にある私立小学校において、小学校高学年の児童および保護者を対象にアンケート調査を行いました。児童に対して、公立小学校での英語授業に先だって小学校以外で英語の勉強をしたことがあるかどうか尋ねたところ、50%以上の子どもが「ある」と答えていました。さらに保護者に対して、小学生向けの英語学習においてどんな点を重視するかについて質問したところ、90%以上の保護者が重要であると答えた項目が、「外国人と触れ合う機会を簡単なコミュニケーションができるようになる」や「本物の英語の発音に慣れる」というのがほとんどでした。

大手も中小の子ども向け英語コースの標準的なレッスンスタイルは、5人以上のグループレッスンで週1回40分程度のレッスンです。この程度の学習量で小学校1年生から6年生まで通い続けたとしても、日本語を使いこなすように、英語も使いこなすというバランスのとれたバイリンガルにはなりません。しかし、多くの親御さんは、そこまでを期待しているのではなく、外国人と触れ合うチャンスができて、リスニング力や発音などの感覚に触れ、英語に興味を持てるようになればいいということなのだと思います。

ちなみにAtlas Kidsでは、マンツーマンレッスン30分×30分=60分です。グループレッスンの約5倍の会話量と3分の1ほどのレッスン料で受けることができます。もちろんほとんどのお子さんは週1回来られますが、本気でお子さんに英語を教え込もうとするような熱心な親御さんはほとんどの場合、週2回で数時間のマンツーマンレッスンでさえ満足してくれません。

小学校低学年からの英語学習は「過熱」していくかどうか

「楽しく、無理なく、子どもの時から英語を学んでもらう」がAtlas Kidsのモットーですが、電車に乗っていると英語教室の体験レッスン帰りと思われる母親同士が、わが子を横にして、「やっぱりねえ。子どものうちは耳がいいでしょう。だから英語に慣れてくれればそれでいいのよ」「そうねえ、火曜日だと一緒のスイミング教室、木曜日だとピアノ教室に行けないもんねえ」とパンフレットと料金表を片手に話し合っている場面に何度か出くわしたことがある。

ピアノやサッカー、水泳、塾などのように習い事の一つとして英会話をとらえているのが大多数なのでありましょう。もう一つ、子育てに初めて挑戦する親御さんにとって、不安になるのは当然のことです。ネットの掲示場を通じて、親同士で子育ての悩みの相談や情報交換を行ったとしても、試行錯誤は避けられないものです。要は、いかに子どもと一緒に試行錯誤を楽しめるかということでしょう。

早期英語教育を子どもにさせている親御さんの大部分は、英語を子どものうちからやらせるのは常識だからと疑う心を持たず、英語の使える国際人になるために本当に必要な能力は何かと考えることもないような気がします。子どもは楽しそうだし、無理にさせていないつもりだから、英語も習い事の一種としてやらせておいたほうがよいだとうとおもってしまうかもしれません。

核家族化して、社会教育力の落ちた今の日本において、ある程度、習い事や第3者による保育に頼ることはやむ得ない。母子だけの閉塞された環境から脱し、似たような境遇の母親同士が出会う場を子どもの習い事が提供して、親御さんの気持ちがリフレッシュされて、お子さんとの関係が改善されるならば、そして、お子さんのほうも、親御さんの無用なプレッシャーから解放され、親とは異なる大人や外国人との関係を楽しめるならば、英会話を始め、お子さんに習い事をさせることは大きな意味を持つと思うのです。

しかし、自分ができないことを誰かに任せれば代わりに実現してくれると安易に期待してはいけません。今の日本で親に与えられた役割は、何時から何時までという細かいスケジュールに縛られず、ただお子さんの言うことに耳を傾けること、お子さんのの「なぜ?」に極力答えてあげようとすること、そして、外で遊んだり、身の回りにない自然環境に触れさせる機会を作り出すことでしょう。決して何かを教え込もうとあせる必要はありません。親子でゆったりした時間を過ごすための工夫に頭を使うことが何よりも大切なことである、とAlasでは考えています。