今、子どもへの英語教育熱はかつてないほどに高まっています。
30歳~45歳のお母さん達に「小学生のお子さんに習わせたいものは何ですか?」とアンケートを行ったところ(2011年4月)以下のような結果になりました。
1位 英会話・英語 75%
2位 水泳 60%
3位 ピアノ・エレクトーン 50%
4位 体操・新体操・フィギュアスケート 25%
5位 書道 22%
6位 ダンス・バレエ 20%
7位 美術 19%
8位 武道(空手・柔道・剣道など)18%
9位 音楽・楽器 16%
10位 そろばん・珠算 15%
親が子どもに持つ最大の望みは、心身ともに健やかに成長してくれることだろう。そうしたことからも、英会話・英語がトップにくることは納得できる。
次いで希望が多いのは水泳。英語を習わせたいという強い願望の裏には、帰国子女やハーフの女子アナウンサー、タレントなどがテレビで活躍している姿がダブっていたり、親自身が職場などで英語の必要性を痛切に感じている、そんな思いが隠れているようだ。
親があこがれているのはなんといってもバイリンガルの子どもに育てることだが、バイリンガルになるには「語学をはじめる適齢期」がある。アメリカの認知科学専門研究の雑誌によれば、「どんな人でも母国語のように確実に言語ができるのは14歳までで、それ以降は確実性が徐々に薄れていく」ということだ。
こうした情報を敏感にキャッチしたい若い親たちは、少しでも早いうちから、英語を習わせたいと躍起になっている。幼稚園で導入してほしい授業も「英語・英会話」が第1位。実際、英語を取り入れている幼稚園や保育園も多く、こうしたところは人気が高い。
>>10人に1人は幼児期から英語をはじめている事実
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