ヨネナガ氏がネイティブスピーカーにこだわらない理由はほかにもある。いまや、英語は先進国であるアメリカやイギリスの言葉という枠を超え、国際的なグローバル共通語になっている。
Atlasマンツーマン英会話では、「グローバル共通語としての英語」を覚えてほしいと考えているのだ。
「中国やインドをはじめ、ブラジル、ロシアなど、世界経済の舞台にはどんどん新興勢力が台頭してきています。G7サミットだったのが、G20になり、中東も重要なポジションを占めていることはいうまでもありません。いまや、世界の舞台で使われる言語は英語が主体ですから、東南アジアの英語や中東の英語を聞いても理解できないようならば、私どもが目指している、世界で使える英語とは言えません。私はそう考えているのです」
世界にはいろいろな人がいる。肌の色も違い、目の色も違う。日本は単一民族で、いまもバリエーション豊かな人種に出会う機会が少ない。しかしながら、子どものうちから多様な人種に接していれば自然に人種に対するバリアがなくなり、世界中、誰と出会い、どんな人と仕事や研究を一緒にすることになっても、まったく同価値の人として付き合うことができる、真のグローバリストになっていけるはずだ。
ヨネナガ氏はそう考えているのだ。
英語を第二言語として学んだ人の方が、教え上手になれるという利点も大きい。たとえば、日本人であるあなたが、日本語を上手に話すことができるようになるにはどんな学習方法で勉強したらよいのかと聞かれても、「そんなこと、わからない。物心ついたときにはもう、日本語をしゃべっていたのだから」としか答えようがないだろう。ネイティブとはそういうことなのだ。
母国語というものは、気がついたときにはすでに自分自身の一部のように身に備わっている。それだけに、どのように勉強すれば身につくのか、見当もつかないのだ。
だが、母国語としではなく、第二言語、第三言語として英語をマスターした人ならば、英語を身につけるときに、自分自身がどんな点に苦労したかを身をもって知っている。それだけ、日本の子どもたちに、英語を身につけるポイントを教えやすくなるといえることになるのである。
「ネイティブの人は、時にスラング(俗語)を使ってしまうということも懸念されますね。第二外国語として学んだ人の方が文法的にも正確な英語を身につけていることが多いのです」
正直なところ、私はここでも目からウロコが落ちた。なるほど、ヨネナガ氏が指摘する通りではないか。ネイティブの中にもいい加減な英語を話す人もいる。それならば、第二外国語として英語を勉強して、正しい英語を身につけているノンネイティブを講師に選んだほうが、いい英語と出会えることになる。
17年間、英語教育の現場に立ってきたヨネナガ氏でなければ、見落としがちな視点だろう。いうまでもないことだが、もちろん、Atlasマンツーマン英会話にはネイティブスピーカーのインストラクターが9割だ。
「英語学習をよりブラッシュアップするとか、大量に英語をインプットして一気に学ぼうというような場合には留学前の短期割をおすすめしており、Atlasマンツーマン英会話ではオンライン英会話e-Atlasを紹介したりしています。
しかし、日本で英会話を学ぶなら、第二外国語として、ある程度、理論的に身につけた講師のほうが、日本の子どもに理解しやすい教え方ができるといえると思います」
小学生の時からAtlasマンツーマン英会話で英語のレッスンを受けて、英語脳を育み、英語学習の素地をつくっておく。その後、さらに英語学習を究めたい場合は留学など、次のステップへ進む。
Atlasマンツーマン英会話では、このようにロングスパンで英語教育をとらえており、将来、実際に使え、役に立つ英語を身につけることができるシステムを完備しているのである。
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