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子どもの育て方⑥ 「英語や音楽、スポーツなどバランスよく教養を学ぶ全人教育の必要性」|Atlas子供(こども)マンツーマン英会話教室 札幌駅/大通

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子どもの育て方⑥ 「英語や音楽、スポーツなどバランスよく教養を学ぶ全人教育の必要性」

北海道大学の基本理念
北海道大学への画像リンクです

(出典:北海道大学)


実は、子どもの教育で最も大事なことは、幼い頃から専門的に学ばせないことです。なぜかと言えば、大人になった時に何でも「しったかぶる」人間になってしまうからです。


何でも専門的に首を突っ込む人間というのは、本質的なことを何も知らずに生きている傾向があります。日本の大学教授に見られるように、自分の専門だけしか知識がないのはバランスに欠けており、人間的にも魅力を感じません。


例えば、仕事ばかりしていては病気になりがちですが、食生活にこだわりすぎてもかえって不健康になってしまうことがあります。結局、野菜ばかり食べていても健康ではいられないわけです。本当に健康でいたいのであれば、肉を食べることも必要です。


しかし、肉ばかり食べていたら病気になってしまいます。何事もバランスが必要です。これこそ、自然界の法則であり、英語教育も全く同じことが言えます。英語だけ、語学だけを勉強すると教育の偏りが出てきてしまいます。


一番困る英語しかできないグローバル人材語学堪能でも現地で通用しない
2017年4月24日 liveddor NEWSへの画像リンクです

(出典:2017年4月24日 liveddor NEWS)


幼い頃から「英語」だけを習わせて外国語大学に進学させたとしても、いずれ本人がやりたくないことに気づき、就職しても社会人として使い物にならないことがあります。海外留学や外資系企業に就職したとしても、本人のやる気がなければ何の意味もありません。


留学経験がなくても、英語を話せる日本人は増えてきています。コロナ後は、再び大勢の外国人観光客が日本にやってきます。その時、プロの通訳者顔負けの英語話者が外国人と商談したり、出会って結婚するわけです。


別に幼い頃から英語を習わさなくても、英語を話す機会はこれから増えていきます。英語ネイティブよりも英語が得意な日本人も増えてきます。つまり、英語でしか話せない人になる教育は失敗するということです。


野球やサッカーしかできない人間をつくる教育方法は完全に失敗例です。世の中の様々な分野に目を向けさせ、興味を持ってもらうことが大切です。数学や国語、物理、英語をバランスよく学び、なおかつ文学や絵画、音楽などを学ぶほうが素晴らしいスポーツ選手になります。


「毒親に感謝する必要は一切ない」私が両親からの教育虐待を告発した理由
2020年12月10日 BIGLOBEニュースへの画像リンクです

(出典:2020年12月10日 BIGLOBEニュース)


北海道では、親が我が子にスキーやスケート競技を強制させる地域があります。大都市から離れるほどこの傾向が高く、父親から強制されたことで大人になっても「パニック障害」に悩まされる人もいます。しかし、スポーツ教育が盛んな欧米諸国では、スキー選手はスキー以外のスポーツを楽しんでいます。


結局、サッカーやテニス、バスケット、ボクシングや柔道など、どんなスポーツでも上手な人がスキー選手であったり、スノーボード選手として冬季オリンピックを目指しているケースが多いようです。


日本では、高校野球がテレビ中継されるほど人気がありますが、学校の部活動そのものが世界のスポーツの常識から外れているように思います。私が長く暮らしたアメリカでは、スポーツは専門のクラブで練習しています。


また、大学は勉強するだけの場所として認識されています。ところが、日本では大学の部活動でスポーツクラブ化しているのが現状です。しかも、高校時代に本当に素質があり、何度もトップの成績を残した選手は進学しないという実態があります。


だから、日本には必要のないFランクの私立大学が国や自治体からの補助金で経営が成立しているわけです。コロナ後は、勉強しない大学生ばかりがいる大学の財政不安が取り沙汰されることになりそうです。


空手道連盟が担ぐ参院比例候補の悪評
2019年7月 FACTA ONLINEへの画像リンクです

(出典:2019年7月 FACTA ONLINE)


要するに、野球選手は野球しかできない人間として育てられており、怪我をした時点で社会的な落ちこぼれに陥る仕組みが出来上がっているということです。そもそも、日本には正しくコーチングができる教師が少なく、カネ(給与)のためだけに生徒たちを利用しているだけです。


学校の部活動など、最初から健全なスポーツをする余裕がないのは明らかです。そして、教育方法としては全人教育をメインに変革していく必要があります。ちなみに、私は高校時代に空手部でインターハイや選抜大会、国体などで何度も優勝した経験があります。


高校卒業後、私はすぐにアメリカに戻ってカリフォルニア大学に入学しましたが、練習相手にもならなかったチームメイトたちは未だに古い思考の団体に縛られ続けて生きています。


菅首相に空手「名誉九段位」五輪実施競技に尽力などの功績で
2020年11月20日 NHK NEWS WEBへの画像リンクです

(出典:2020年11月20日 NHK NEWS WEB)


今後、政治家とつながることで利権構造で成り立っている連盟や業界団体は、内部から崩壊していくのは誰の目にも明らかです。所属先や指導者は、入る前に必ずチェックしておくべきです。

 

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