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英会話スクールに通わせても、子どもの英語の成績は伸びない|Atlas子供(こども)マンツーマン英会話教室 札幌駅/大通

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英会話スクールに通わせても、子どもの英語の成績は伸びない

 

「子どもに英語をマスターしてほしい」という願いを持っている親御さんは少なくありません。しかし、そんな人でも「英語がペラペラになればそれでいい」などとは思っていないはずです。むしろ、本当にわが子に身につけてほしいのは、世界のどこでも生きていける頭のよさ、つまり本物の知性なのではないでしょうか。

実際、応用言語学や脳科学、教育心理学などのアカデミックな研究では、外国語学習の機会が、子どもの知力やIQを高めるといった知見が蓄積されつつあります。こうした科学的根拠に基づいた指導によって、子どもたちの英語力を着実に伸ばし、人気を集めているのがAtlasマンツーマン英会話です。

Atlasでは、文部科学省の学習指導要領を踏まえた英語授業は行っていません。大部分の教材は自社で開発し、市販のものにしてもアメリカで開発された教材を使っています。子どもの成績アップや入試対策を期待されているお母さん・お父さんは、この点に不安を覚えるようで、こんなことを言われたりします。

 

「英会話も大事かもしれませんが、学校の成績は大丈夫でしょうか?」

 

こういう親御さんは、学校での英語と実践的な英語力をまったくの別物ととらえ、英会話ができたところで、学校の成績には直結しないと考えておられます。以前は、英会話スクールに通っているおかげでそれなりに英語が話せるのに、なぜか学校の成績がよくないという子をよく見かけました。

これは英会話スクール側の課題でもあり、表面的な会話力を鍛える教育ばかりを行い、英語で知的な作業を行う練習メニューをしっかりと提供してこなかったわけです。

一方、学校側にも大きな問題がありました。分析的な知識を問う指導や試験対策に偏り、コミュニケーションの能力をしっかりと育ててこなかったからです。このすれ違いが、両者のミスマッチを引き起こしていました。

 

しかし、そうした状況も大きく変わりつつあります。実用的な英語を身につけたところで、学校の英語の成績は伸びないというねじれは、少しずつ解消されていくかもしれません。その転換にあるのが、2018年から始まる小学校英語と大学入試改革です。

小学校では、2020年度の新しい学習指導要領を契機に、小学校5・6年生で英語が正式な教科になります。2018年4月から先行実施する自治体もあるので、お住まいの地域によっては、2018年度の新5・6年生はもう対象になります。

現時点でも、ほとんどの小学校では外国語活動という名称で英語学習を取り入れています。しかし、この授業はアクティビティーが中心で、週1コマ程度(年間35単位時間)しかありません。

教科化されれば、授業数も週2コマほど(年間70単位時間)になり、算数や国語などのように成績評価の対象になります。また、これと同じタイミングで、小学校3・4年生では週1コマ程度の外国語活動が始まります。中学受験などでも、英語を入試科目に課す学校が増えてきます。

 

この変革を巡って、そもそも小学校に教えられる人材がいるのか?という批判があります。英語の教員免許を持った小学校教員は全体の5%ですから、全国で無免許運転が始まろうとしているわけです。

こうした混乱を予期してか、全国でたくさんの教員の方がAtlasの無料体験レッスンを受けに来られています。彼らから現場の状況をお聞きする限り、かなりハードな未来が待ち受けているのは確かです。子どもたちにとって本質的なメリットがあるのかについても甚だ疑問です。

 

とはいえ、マイナス面ばかりを強調しても仕方なく、保護者・教育者としてできるのは、この新しい仕組みをうまく生かすことです。ご自宅でできることは無数にあり、それがひとまずは成績アップという短期的な実利にもつながる以上、前向きに受けとめるべきです。

 

また、小学校の先生にも工夫の余地はあります。むしろ小学校のほうが中学・高校よりも環境的には恵まれているかもしれません。なぜなら、すべての科目を一人で教える小学校の担任教師なら他科目の進捗状況を把握していますから、算数や理科で学んだことを英語で復習してみたり、国語や社会の内容を英語の視点でとらえ直したりする授業ができるからです。

すでに日本語で学んだ内容を英語で学び直せば、理解度が深まると同時に、知識に奥行きを持たせることができます。実は、小学校英語の教室は環境としては理想的です。

一方、従来型の学校英語の単なるミニチュア版が、小学生たちに押しつけられるような事態だけは絶対に避けるべきです。中学受験の入試問題にペーパーテストだけの英語が導入されれば、英語が嫌いな子の割合は激増します。これでは中学以降の学習にもマイナスです。子どもたちがモチベーションを持って学習に取り組めるよう、小学校の先生方にはぜひ工夫していただきたいと思います。

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